シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

怖いことに挑戦し続けると、怖い物知らずになれる

シナリオライターになろう! もしくはなっている、

またはゲームクリエイターになりたい、

フリーランスで働きたい、

という人がこのブログを読んでいると思います。

 

そういうクリエイティブなことに挑戦する人たちには

【怖いこと】が待ちかまえてたりしますよね。

 

挑戦、が今までやってなかったこと、

できなかったことをやる、ということだから

当然なんですけど…。

今回は、

どうしようもない大きな壁が現れたとき、

足がすくまずに挑めるか、というお話です。

 

何か新しいことをやろうとすると

どうして【恐怖】を感じるのか。

それは未知のことだから。

 

まあ体験、経験したことないことは

結果がどうなるか予測できないから

怖いと思うのは当たり前ですよね。

 

でも、怖いと思うそこに

 

新たな道がある

 

ので、逃げてばかりもいられません。

あ、もちろん「これは絶対無理!」と

思うことは逃げていいと思います。

私も、USJにいったとき

旦那さんがジェットコースター楽しそう、と

言ってたけど、私は無理! と拒否しました。

昔は平気だったけど、大人になった今は…

 

ジェットコースターが

スリルを求めて

進化しすぎてるから!!

 

無理です。

子どもの時なら大丈夫、とかいう問題じゃない。

最近の絶叫系はちょっとやりすぎだって(笑)

 

ともかく、絶叫マシンは無理。

 

ここは譲れないとして…

他に怖いと感じていることに挑戦してみました!

 

このブログを始めて間もなくの頃。

どうしても書きたい記事があった。

でも、それを書いたら批判されたり、

悪口言われるんじゃないかなぁ…なんて思って

怖くてドキドキしながら公開した記事があります。

 

それはこの記事↓

la-megane.hateblo.jp

 

 

『フリーのシナリオライター絶対にやっては駄目なこと』

絶対とか駄目、とか言い切ってしまう私、何様だ?

…なんて思いつつ、

どうしても伝えたくて公開しました。

気になる人はあとで読んでね。

 

これはSNSが普及したことで色々と起こっている問題で

ライター側、クライアント側、どちらからの意見も耳にして

どうしても書いておこうと思いました。

まあ、書かなくてもいいんだけど

でもこれからライターを目指す人には、

こういうところ気をつけたほうがいいよ、と伝えたいのもあり。

 

怖くてドキドキしながら書いて、

Twitterで公開したんですけど、

かなりの人にRTされて共感してもらえました。

 

中には、同じこと思ってたけど自分では発言する勇気がなくて…

とこっそりDMくれる人もいました。

その人も、私がこれを書いたことで

誰かから疎ましく思われたりしないかと

心配してくれてましたが

 

共感と賛同を得られたものの、

批判されることは一切なかった。

 

です。

その後、交流会で初めて会う人たちからも

「ブログ読みました! 同じこと思ってました…」

「ついやってしまうから、気をつけようと思います!」

などなど。

 

そんな体験をした後だと、

「なんで私は怖いと思ったんだろう?」

と逆に不思議に思ってしまいました。

で、分析してみると…

そもそも私はネガティブな性格なので、

 

人に好かれていない

よく思われていない

そんな奴が一人前の発言したら目障りだ

 

というような思考回路を持ってたんですね。

まあ、前に実際、こいつ『地雷ター』(じらいたー)だ、とか

批判されたこともあるから

余計にそう考えてたんですけど。

 

でも、まあ、今となっては…

 

「だから何?」

 

だなぁ。

誰に何言われようと、陰口なら

 

それは面と向かって言えない、けど

誰かの目に映る場所で発言しておきたい、という

 

かなり悪質な神経を持っているということで

そもそも相手にしない。

 

面と向かって直接言ってくれたら、

 

なんて勇気ある人なんだ!

あなたの気持ちを教えてくれてありがとう

 

と笑って受け止めればいいだけのこと。

 

今は、小さな「怖いこと」に挑戦し続けてきたので

1年前よりは「怖い物知らず」になれたと思います。

 

ちなみにこの怖いことは仕事や創作だけでなく

日常の小さなことも含まれます。

例えば最近、自分の雰囲気を変えたくて久しぶりに髪を染めました。

もう5,6年黒髪のままだったから

染めようと思ったときはほんの少し「怖い」がありました。

 

ほんのりニュアンスを変えよう、という程度ではなく

結構明るくしたかったから。

30代も後半になって

落ち着かなきゃいけない年ごろなのに…いいの? と

ささやく心の声があったんです。

ちなみにこの記事を書いてる今日、2月1日に37歳になりました!

 

37歳。もう立派なアラフォーや!

 

大人じゃん。

 

とか、まあそんな常識人ぶった声が聞こえたんですけど

無視してアッシュ系の明るい髪にしました。

とはいえ、私は一気に変えたかったんですけど

美容師さんから色が抜けて徐々に明るくなるから

今の段階では、少し落ち着いた明るさのほうがいいですよ、と言われ

そこまでぶっ飛んだ色にはなりませんでしたが(笑)

 

髪の色、別に30代でも40代でも、金髪にしてる人はいるし

赤い髪とか中には緑色の50代の知り合いもいるくらいだから

そこまで突拍子もないこと、ではないのに

私にとってはちょっとした「挑戦」だったんです。

 

でも思いきって染めたお陰で

旦那さんから「かわいくなった」と言ってもらえた♪

 

髪色を明るくしてみると、服装も明るめがいいなぁ~となったし

普段はマニキュアを塗らないのに

最近は、赤やピンクなどのはっきりした色を塗って

楽しむことも増えました。

 

なんで私は、髪色を変えることに

ほんの少しでも「怖い」なんて

感じたんだろうか…という心境です。今では。

 

でもこれって、誰にもありますよね?

他の人には普通にこなせることが

自分にとっては「怖い」ということ。

今回、年齢を公表してしまいましたが、

前の記事ではほんのり隠してました。

 

年齢を公表するのも

なんだか「怖い」というのがあったんですよね。

「結構、年いってるなぁ…」とか

「大したベテランでもないのに偉そうな」とか

知らない誰かに、そんな風に思われるのが

「怖い」と

感じてたみたいです。

でも、失敗と寄り道、遠回りをしながらも

私はしっかりと生きてきたし、これからも前を向いて

年を重ねることを楽しもうと思ってるので、

年齢を堂々と公表できないのもおかしな話。

 

まあこんな小さな「怖い」に挑戦し続けていると

いつの間にか「怖い物知らず」になれて

色んな可能性が開けていくんじゃないか、と

そんなお話でした。

 

ちなみに昨日の皆既月食は見ましたか?

私はベランダに出て観察してました。

満月が、だんだんと赤黒く浸食されていく様子

普通なら不吉なイメージもありそうですが、

「魔王復活を示しているみたいで

ワクワクする!」

なんて思ってしまいました。

 

ともかく神秘的で不思議な現象に、

自然てすごいなぁ~

宇宙って不思議だなぁ~…なんて感じた冬の空。

 

小さな感動や、恐怖、こういうささいな感情も

すべて大切にしていきたいと思います。

嫉妬から分かる、自分の本当の望み。

あなたは誰に嫉妬しますか?

 

嫉妬、というと…

恋愛モノを書いてる私の場合

三角関係になって恋のライバルが登場!

という展開が目白押しの日々なんですが

ここでは恋愛を抜きにして

何だかあの人「ムカつく!」…でも、

気になってその言動を追ってしまう。

という気になるアイツ、への嫉妬のことです。

 

恋愛で嫉妬するときって

好きな人が同じ相手に対して抱きますよね?

 

私=>A君が好き。

Bさん=>A君が好き。

だから、BさんがAさんと仲良くしていると

なんだかモヤモヤしてやきもち妬いてしまう。

 

それと同じで、

例えば同業者に対して

(あの人、この仕事やったんだ。へぇ…)

と、憧れとか羨ましいを通り越して

ブラックな気持ちで妬ましく思えるとき。

 

それは、自分が心の底から欲しい物を

その人が持っているから。

 

単純に、羨ましいなぁ~

私もあの人みたいにがんばろう、と

ピュアな気持ちで眺められるときは

そこまで欲しいと願ってません。

まあ、得られたらいいなぁと思うけど

それが心の底から欲しいか、というとまた別。

 

なんでこんな話を記事にしてるかというと、

色々なライターさんと話していると

大体の方が「書籍デビュー」に憧れていて

本を出す、という人の話を聞いて

羨ましがってる中…

私はそこに「羨ましい」、とも「妬ましい」、とも

感じないからです。

 

少し前までは、いいなぁと思ってたけど

よくよく突き詰めてみると

自分の名前がはっきりと載り、

しかも世の中に形として残せる、

ということに反応していただけで、

本を出版すること自体には

興味なかったんだなぁと気づきました。

 

だけど最近、気になる人々がいます。

 

前に、Google主催のセミナーに参加したとき、

個人でUnityを使って

アプリ開発をしているという人たちが登壇した時。

 

韓国で開かれた前回のインディーゲームフェスティバルで

入賞した方がインタビューされてるのを見て、

国内でゲーム開発しているという人たちの話を聞いていて、

強い憧れと共に

 

「クソ、私もゲームつくりてぇええ。

そこに立ちてぇええ」

 

という、超口の悪い、

ブラックな自分が湧いてきました(笑)

 

この前、自分がDSのソフトで遊んでクリアしたとき

スタッフのエンドロールの中に

突然、知った名前が出てきました。

もう何年も前から遊んでる、有名タイトルに

知ってるライターさんの名前が載ってたんです。

 

でもそのとき、「おおすごい!」という感想しか出ませんでした。

 

純粋に応援したい、という気持ちしか湧かず、

私もこんな仕事したい! という

嫉妬は湧いてこなかったんですよね。

 

それで思いました。

 

あ…シナリオライターとして

誰かに嫉妬することが

私の中にないな、と。

それより、企画からシナリオ、イラスト、プログラミングまで

スタッフロールに自分の名前をダァー…と連ねられたらいいなと。

 

 つまり、これ!(笑)

 

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企画から、最後のプログラミングの部分まで

自分で携われたら、本当の意味で

「このゲームつくりました」と言えるなと。

お手伝いしました、ではなく

自分でつくったと言いたい。

 

そんな野望が沸々と湧いてます。

 

なぜこんなことを書いてるかというと、

こう変わりたい、こんな風になりたい、

という願望があってすでにそのために準備

(Unityの勉強をしたり)

をしているのに、頭の中で

 

シナリオライター向けのブログ書いてるのに

シナリオライターを辞めるの?

 

自分でゲームをつくったとして

それが売れるとも限らないし

なら、安定してお仕事がもらえるライターを

続けたほうがいいんじゃないの?

 

という声が響くから。

自分がシナリオライターを続けて感じたこと、

経験したことのすべてを書いて

ライター志望者に託して、

次の世界に向かうための心の整理のため、

このブログを続けています。

 

今回の読者は、ライターになる前の自分。

ゲーム業界に関わりたいけど、

どうすればなれるんだろう? と

ぐるぐる、悩んでた自分。

 

色んな不安に駆られて、迷ったとき

自分が「うわ、アイツ嫌いだな~」と強く、強く

ネガティブな感情を抱くひとを見つける。

そこに、本当の自分の気持ちが隠れているかもしれない。

 

…うん、単純に生理的に無理、て人も

もちろんいるだろうけど。

妬ましいほどに強い気持ちが抱ける、ということは

そこに何かしらのヒントがある。

 

あの頃を思い返せば、確かにいた。

 

「あの人がライターやってるの?」

 

といういら立ちを覚えた人。

発言とか「どうなの?」とか思いながら、

けれども気になってしまう人が。

そこに、自分の望みがあるんだと知っていれば

もっと素直に欲望に忠実になれたかもしれない。

 

でもあのときはそこに気づかなくて、

ただ、そばでジッと見つめてただけなんですよね。

それからしばらくして、ライター募集を偶然見つけて

デビューを果たすのですが。

 

自分の本当の望みが分かってたら、

もっと早くこの道に入れたかもしれない。

 

ネガティブな感情を持って

「なんでこんなこと思っちゃうんだろ」と

自己嫌悪に浸っていたけど、

マイナスな感情は決して不要なものではない。

そこに、隠された何かがある。

 

そう考えられていたら、いろんなヒントを

見つけやすくなるかもしれません。

 

自分のセールスポイントの見つけ方

ライターさんと交流会で名刺交換をするたびに

この人の強みって何なんだろう?

…と、特によくわからず終わるんですよね。

 

ときおり、クライアントさんから

ライターさん紹介してほしいと相談されるんですけど

そういうとき、すごく迷います。

どの人が相性がいいんだろう、って。

 

紹介を通して、そこから長く取引が続いていることもあれば

クライアントとライターさんの相性が悪く、

残念な報告が届くこともあります。

 

この場合、ライターさんの技量が低い、というのではなく

たいていが相性だったりします。

軽い、ライトな感じのテイストが得意な人に

ビッシリ設定が詰まった案件は難しいし、

逆に、歴史が大好きで現代ものより歴史ものの方が得意!

という方もいます。

 

けれどこれ、1回会っただけじゃ分からず

ツイッターで繋がってから

「ああ、そういうのが好きなんだ~」と

後から知ることが多い。

 

あと、好きな物ならすごくよく分かるけど、

じゃあ自分の売りは? と

セールスポイントになると、自分でも分からない人

多いんですよね。

 

これの見極め方は、

 

息をするようにできてしまうこと

 

です。

いや、それじゃトイレいったり、お風呂入ったり

日常、何の苦もなくできることがポイントなのか? となりますが

さらに付け加えると

 

他人には大変なのに、

自分はなぜか自然とできてしまうこと

 

になります。

ちなみに、私が自分を棚卸しして、

自然とできてることを振り返ってみると

それは恋愛です。

 

高校生から恋に目覚めた私は、

誰かを好きじゃない期間がほぼなかった。

地元のときの友だちは、なかなか彼氏もできないという状況のなか

別れては次、別れてはまた新しい人…みたいな状態でした。

 

友だちからは、どうしてそんなに次から次へと

男の人を好きになれるのか分からない、と

言われてましたが、

逆に私は、

誰かを好きじゃない状態でいられるほうが不思議

でした。

 

今は大好きな旦那さんに出会えて、

落ち着いてるんですが…

ここに至るまで、いい恋愛も悪い恋愛もいっぱいしてきました。

 

そのせいか、恋愛シミュレーションのシナリオが

得意になったんでしょうね~(笑)

 

よく友だちが受けた案件の相談で、

こんな状況ですぐに男性を好きになれるわけないじゃん、

この設定はないわ~…とか言われるんですけど

 

いや、恋愛できるでしょ。

 

正直、一目ぼれとかほんとにあるし、

逆に今まで友だちとしてしか思ってなくて、

異性として意識してなかった人を一瞬で好きになることも。

(今の旦那さんがこのパターン)

 

ほんと、恋ってするものじゃなく落ちるもの、

というのを身をもって体験してるので

ようはシチュエーション次第だな…と思います。

 

一度ふられて、その後にメイクや髪型を変えて

再アタックして両想いになった、という経験もあるので

男性側がどんなところで女性を異性として見るか、という

ポイントも身をもって知ることができました。

 

なので私が恋愛のシナリオを書くときは、

どこで主人公が男性に惹かれるか、

逆に男性側は主人公のどこを魅力と感じたか、

そこを意識して書きます。

 

さらにぶっちゃけると、好きとは思ってなかったのに

雰囲気に流されてキスしたら嫌じゃなかったから、

そこから相手を異性として意識し始めた…

なんてこともありました。

だから身体から始まる関係、とかも

アリだと思ってるので

そんな設定でも話が書けます。

 

つまり私にとって、男性を好きになることは

ごく自然で当たり前なこと、なんですよね。

 

だから恋愛系のお仕事、次々舞い込んできたんだなぁ…。

 

恋愛モノであれば、

現代の社会人を舞台にしたもの、

学園を舞台にしたライトなものから

17世紀ヨーロッパ、平安時代、などの

時代設定が凝ってるものでも幅広く対応できます。

 

分からないことを知るのが好きで、

調べることが大好きなので

時代設定が凝ってても、インプット作業が楽しいんですよね~。

 

…とまあ、私の知りたくもない恋愛事情を読んで

「うう…」と引いてるかもしれませんが、

大事なのはそこではなく、

あなたが他の人と違って楽勝でできること、は何ですか?

というのがこの記事の趣旨です。

 

シナリオについて書いてるブログだから、

シナリオ書くのが得意、というのは却下です。

そこから踏み込んで、自分の売りポイントを見つけてください。

そして、他の人は苦手でも、私はこんなことができるんだよ~と

言いまくってください。

それが、さらに活躍できるシナリオライターになる秘訣だと思います。