ゲームシナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

ゲームのシナリオライターが他の脚本家とは違うこと

ライターと言っても、何について執筆しているかによって

大きく立ち位置が異なります。

 

コピー、記事の編集ではなく

シナリオと区別しても

映画、テレビドラマ、アニメ、ゲーム、舞台、マンガ原作・・・と

ジャンルは分かれます。

 

この中で私は主にゲームのライターとして仕事をしていますが

お仕事を受ける際、

著作権の放棄、著作人格権を行使しないという

契約を交わすことが多いです。

 

これは、クライアントが企画(0からのアイデア)をし、

自分はあくまでシナリオにするお手伝いをしていると考えて

契約書にサインしています。

(この場合、何かいいアイデアあればください

と相談されたときに出すか出さないか考えることがあります)

 

その点に関しては問題ないのですが

今後の依頼をいただけるかどうか、

シナリオライターとしての生活に関わってくるため

執筆した実績を公表してもよいかとは確認して、

公開できる案件のほうを優先させるという

ことはあります。

 

自分で書いたんだから、書いたって言ってもいいよね?

と思いたいところですが

 

案件によっては携わったことを公表することも

面談時のみの非公開な場で職務経歴書

記入することもNGなものがたびたびあります。

(それはそのとき、その案件によって

事情があるので一概にこれが原因とは言えません)

 

コンシューマーであれば最後にエンドロールが流れ、

そこにライター名がクレジットされることもありますが

SNS系、アプリ系の場合はあまりそういうことはないです。

 

作品の中で名前が出ないこと。

ゲームでも特にアプリ系ではこれが他の媒体とは違う点です。

 

また、基本的に原稿執筆料のみが支払われ、

印税が入ってこないということもあります。

携わったゲームが大ヒットしても、

その利益がライターに直接還元されることはありません。

(好評であれば次からの原稿料が上乗せされる、など

後々の収入に反映されることはあります)

 

これに関しては、原稿料がなく印税のみという媒体の

話も耳にするので

書いてた期間の収入の保証がなくて

当たるかどうか博打で書かなければいけないというリスクがなく、

書いた分だけお金がもらえる、という

安定があるとも言えます。

 

 

***

 

 

さて、ここまで聞いてどう感じましたか?

エンタメ業界全体が不明瞭であやふやなところはありますが、

特にゲームは若い文化だと思うので

体制が整っていないなあと私は感じています。

 

そもそもゲームのシナリオライターになるためには

どうすればいいのか、でつまづく人も多いようで

今でも以下の記事がこのブログのトップアクセス数を誇ってます。

 

la-megane.hateblo.jp

 

少しでもライター志望の人が望みの職に就けるよう、

そしてせっかくプロになったらその後も続けていけるよう、

お手伝いしたいという思いがあってこのブログを細々と続けてますが、

ようやく大きな流れが生まれたようです。

 

ゲームシナリオライターの生活支援、活動促進を目的とした「日本ゲームシナリオライター協会」が設立|Gamer

 

ゲームのライター同士ではなかなか交流が生まれず、

悩んだ時に誰にどんな相談をすればいいのか?

そもそもフリーランスとして仕事を始めるには?

確定申告のときはどうすればいいのか?

収入や住んでる市区町村によって支払額が変わる

健康保険をもっとお得にできないか?

もっともっと技術を向上させたいけど、どこで学べば・・・?

 

そんな悩みを包括してくれる、とても頼りがいのある団体に発展しそうです。

 

私はゲームにはゲームにしかできない表現、

主人公(=ユーザー)が物語の展開を選べる、

ユーザーが自分の意思を介在させられる、

という点が好きで、ゲームのシナリオを書いてます。

 

もしあなたもゲームのシナリオライターとして

生きていきたいと考えてるなら、

きっと大きな助けになってくれると思います。

 

私はそもそもが同人ゲームを自作して

ネット公開などの活動をしながらこの道に進んだので、

JNCA 日本ネットクリエイター協会

こちらを通して文芸美術国民健康保険組合

入っていますが

今後開催される予定の講座などが気になり、加入を検討しています。

(JNCAも個人クリエイターを応援してくれる

楽しい団体なので切り替えの予定はないので

こちらにも追加で加入しようかと)

 

最初は担当との方との二人三脚で仕事をこなせていましたが、

そのうちに執筆で悩むことも増え、今も悩みは尽きません。

そんなとき、気楽に話せる仲間がいることが

私の大きな支えになっています。

 

 

そんな繋がりをつくるという点でも、

協会の存在はこれから重要になっていくんじゃないかな、

と思います。