シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

シフトチェンジ

最近、というか先月。

とある出来事があり、

「あ…シナリオライター向いてない」

と悟りました。

 

というより、シナリオライターはそろそろ卒業だな。

のほうがしっくりくるかな。

6年ほどプロのライターとしてお仕事いただいて

食べてこれたので、素質はあったと思うけれど、

このままこの道を極めたいか? というと

違うかな…と感じたんです。

 

じゃあこれからどうするのかと言えば、

前々から書いてるとおり、Unityを勉強して

ゲームのシナリオだけじゃなくて

ゲームそのものをつくっていきたい。

0から企画を立てるほうがワクワクするので、

そっちへシフトチェンジします。

 

結局はシナリオも書くので、

今までのことをなかったことにしておしまい、じゃなく

今までのことを活かしてもう少し先に行く

という感じですね。

 

この感覚、前にもありました。

 

最初の就職は、日立製作所系のエンジニア。

パソコンいじれたらカッコイイ、て軽いノリで

商業高校の情報処理科に入り、

7年くらい続けてふとしたとき…

「あ、もういいかな。十分だ」

って思ったんです。

それでもうちょっとクリエイティブなことがしたい、と

エンジニアの経験生かしながらWebデザイナーに転職して

フリーランスになって3年続けて

そこでも「そろそろいいんじゃない?」という感覚が来て

シナリオライターになってゲーム業界へ…とシフトチェンジしました。

 

プログラミングもデザインも、そこそこできる。

突き抜けてできるわけじゃない、けれどまあそれなりにできる。

いわゆる「器用貧乏」。

ひとつのことを突き詰めることができない飽きっぽい性格で、

そこが自分の欠点だと思ってたんですが、

今になってようやく、

全部が必要なピースだったんだ、と気づきました。

 

エンジニアだった頃、Javaが出てきて

オブジェクト指向分からない~…と

壁を感じて辞めたんですけど、あのとき基礎をやってたから

UnityでC++のソースを理解することができる。

たぶん、必要なことは身に着けたから次の段階に進むんだよ、と

見えない誰かに背中を押されたんだと、今ならとらえられます。

 

今後はシナリオの依頼はお断りして、

自分のゲーム制作に集中したいと思います。

PC向けとアプリで二つ、企画を考えているので

その制作に重きをおきます。

仕事を受けるなら、Unityとかのエンジニアとしてのほうがいいな。

エンジニアは素材を受け取って最終仕上げを受け持つので、

シナリオのように先出しで依頼受けて、全体が見える前に

終わってしまう立ち位置よりは、そのほうがいいので。

…と、まあでも、今はようやく実機テストができるようになった

初心者ですけど(笑)

単体でお仕事受けられるくらいに今からステップアップします。

 

それで収入がついてくるのか、まったく謎ですけど

私にとってシナリオだけの仕事をするのは得意な分野で

好きとはまた違ったんだなぁ…ということ。

これからは、好きなこと、ワクワクすることに全力を注いで

ゲームづくりに集中したいと思います!

 

ここまで記事を読んでくれた人がいたなら、これだけ伝えておきます。

今まで自分はこうだったから、こうあるべき。

という見えない鎖で自分を縛る必要はないと思います。

それから、他人から言われた言葉にも支配される必要はない。

私は昔から「器用貧乏」と言われて、それはよくないことだ、と

思い込んでたんですけどそうじゃない。

これは私の長所なんだ、と受け止めてます。

 

こういうことしてきたけど、今度はこれやりたい!

みたいに、自分の本音にフォーカスしたほうがいいです。

 

徐々に変わり始めた世の中の概念が、ここ2,3年でさらに

大きく変わりそうだな~という予感がするから。

そのとき、羽ばたける翼があると、いい風に乗れるんじゃないかと思います!

 

 

ちなみにゲームつくることは変わらないので、

ブログはこれからも続けていきます。