シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

私を買い叩く奴とは仕事しない

この前、フリーランスのクリエイターが

自分が丹精込めた子どものような作品に

金額をつけることができない。

と言ってたんですよね。

 

でも私は、自分が丹精込めてつくった

子どものような作品だからこそ、

世の中に出ていって

たくさんの人に豊かな感情を与えて欲しい。

それができるよう、気合込めて育て上げた!

 

その手間暇かけた分、

しっかりとお金をいただくのは

大切だと思う。

 

実際、子ども生まれたら滅茶苦茶お金かかるでしょ?

子どもにいい服着せたいし、

栄養のあるごはん食べさせたいと思うのは

当たり前のこと。

 

それに、赤ちゃんが

存在してるだけで、周囲の人は幸せになる。

その姿を見ただけで自然に笑顔になる。

豊かな感情を受け取れるから、

何かお返しがしたくなる。

 

つい先週、友だちが子どもを生んだので

会いに行ってきました。

手も指も何もかもちっちゃくて、

目が合っただけで嬉しいし、

抱っこしてぬくもりを感じるだけで

あったかい気持ちになれた。

 

幸せの感情を味わって満ち足りたら、

何か与えたくなる。

愛が溢れてくる。

 

そう感じてもらえるような作品を

世に生み出していきたい。

そして満ち足りたお返しとして

一番分かりやすいのが、お金だ。

 

お金を受け取れない、というのは

うちの子にはそんな価値ありませんと

言ってるようなもの。

 

ましてや私は、買い叩いてくる人に

自分の子ども預けたいと思わない。

 

金額の話はその時の状況によって変わるから

これが一概に正しい、とは言えないけれど

恋愛アプリのシナリオの仕事において、

私は1KB(500字換算)で1,500円もらってる。

スタート時は見積もりの仕方が分からなくて

600円で書いてたけど、

5年経って2倍以上の価値を提供できる、

と思ってるから。

 

それを、プロット込み、あらすじ込みで

1,200円でとか

1,000円でお願いします、とか

「え、うちは他のライターさんに500円でお願いしてますけど!?」

とか、最初の見積もり段階で

伝えてくる人がいたりする。

 

私はそういう人たちとは仕事しません。

 

去年までは予算に応じて相談に乗ります、とか

言ってたけど、なぜこちらが相手に合わせるんだ!

過去の私ー!

 

結婚する相手は、

笑いの基準と食の好みが合ってる人を

選んだでしょう。

そこ外したら、毎日食べるごはんや

笑うポイントがズレて辛くなるもん。

 

だから、自分と感性と価値観が

釣り合う人と仕事しないと。

 

気持ちよくお金払ってくれる人は、

納品したシナリオに、

変な文句をつけてくることはないです。

 

自分で自分を認めて、

自分が生む子ども(作品)に対しても

たっぷりの愛情を注ぐために

 

もらうもんはもらうんだ!

 

これだけは覚えて帰ってください~。