シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

アプリで動画広告を使って売上アップする方法

前回、Androidでゲーム開発する際の便利なツールを紹介しましたが、

今回は、アプリで売り上げを伸ばす方法として

動画広告に関する情報を紹介します。

これはこの前のセミナーの午前中に開催された

ワークショップの内容をまとめたものです。

ゲームをつくって売上あげて、

さらにつぎのゲームの開発資金を集めるんだ…!

気になる方は、以下をどうぞ~。

参考になるといいな…。

 

***

 

▼動画広告を挿入するならココがおすすめ
1:デイリーログインボーナス
 └アプリのデイリーログインボーナス時に、
動画を見ればいつもの2倍もらえたり、
レアなアイテムがもらえるなどとご褒美のために設置をすると
好意的に見てもらいやすい。

2:結果はCMのあとで
 └〇〇診断などのアプリで質問に答えてもらった後、
  動画広告を見ると結果が表示されるタイプ。
  ただし、日本のユーザーは勝手に動画が流れることを嫌うため、
  (海外では動画広告が普通に受け入れられている)
  必ず動画を『見る/見ない』が選択できるようにし、
  Skipできるような配慮も大事。
  また、毎回あると鬱陶しく感じられるので、5問に1問など頻度の調整も大事。

3:コンティニューのタイミング
 └スロットゲームなどでドクロが揃ってせっかくのメダルが全没収になったとき、
  動画を見ることで没収を回避できるようにする。
  また、レーシングゲームやクイズ、シューティングなどで残機が0になったときに
アプリ内コインを使うか動画を見るかでコンティニューできるようにする。

4:時間短縮
 └箱庭、育成系ゲームなどで時間が経過しないと育たないものを
動画を見ることで時間短縮できるようにする。
また、RPG系などで体力がなくなり、30分経たないと回復しない際の時間短縮の方法として動画の視聴を促す。

5:アイテムプレゼント型
 └動画広告を見ることで、ゴールドゲット、経験値2倍、合成大成功などを
約束するもの。
カード系の育成ものなどで素材と素材を合成する際に視聴を提案。

6:ガチャ引き直し
 └10連ガチャなどを引いてみたものの欲しいレアが来なかったときに動画を視聴することで再度ガチャが引き直せるようにする。
  もしくは11連ガチャなどにグレードアップ。
  無課金ユーザーの場合、長期間かけて無料のガチャ券を貯めて引いたりするので、
  ここで欲しいものが出ないとモチベーションが下がり、離脱する危険性が高い。
  動画広告でその危険を回避する。

7:フィーバー型
 └動画広告を見ることで、フィーバータイムに突入できる。
  ボス戦などを有利に進められるようにする。

↓↓↓

これらを踏まえて動画広告で収益を伸ばしているアプリがこちら。
『君の目的はボクを殺すこと3』
※2人で開発運営しながら44万ダウンロード達成のアプリ。
動画広告についての結果なども細かくあるので下記記事を参考にしてみてください。

appmarketinglabo.net


▼動画広告掲載時の注意点
・1日に同じ広告を何度も出さないこと
(同じ広告が流れると、飽きてユーザーのモチベーションが下がる)
・広告掲載箇所を1カ所で終わらせない
(デイリーログインボーナスにしか設置していないと当然ユーザーの視聴回数は増えない)
・ゲームなら同ジャンルのゲームなど、ジャンルが似通った広告を流したほうが成果が上がりやすい
(RPG系なら、同じようにRPG系のゲームなど)
・動画広告でゲームの重要な部分が達成できすぎると、逆に課金しなくなる恐れもあるため、動画広告はランダムで出すようにして、課金ポイントとのバランスを取る。

 

Androidゲーム開発に便利なツール

先月末、六本木ヒルズGoogleさんのところへ行ってきました。

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こんなオシャレなカフェスペースで美味しいコーヒーやお茶を堪能でき

至れり尽くせりでとても素敵な一日をすごせました。

 

…で、何をしに行ったかと言うと

個人でAndroid向けのゲームアプリを開発している人向けのコンテスト

「GoogleIndieGameFestival2018」の

キックオフイベントに参加してきたんです。

events.withgoogle.com

 

午前中はUnityの社員の方からデバッグに便利な方法や

アプリ内に挿入する動画広告に関するレクチャーなどを受け、

午後からGoogleの社員や、すでにAndroidアプリを制作している

クリエイターの方々から開発に使っているツールの

紹介をしてもらいました。

 

自分でゲームつくりたい病を発症している私は

現在Unityの勉強中。

参考に使っている本は

いたのくまんぼうさんの、Unityの寺子屋です。

Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門

Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門

 

 

実際のサンプルにつかえる素材もダウンロードでき、

この本の通りに進めばアプリがつくれます。

適度に図を用いて説明してくれるため、とっても分かりやすく

私もすぐにサンプルアプリがつくれました!

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…ということで、Unityをこれから勉強したい人に

Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門

はとってもオススメです。

で、この作者のいたのさんがイベントに登壇されるということで

お話聞いてみたいなぁ、と興味を持ったのがきっかけです。

 

朝10時~18時にかけてのイベントだったので

各時間ごとに様々なテーマでセミナーが開かれ、

どれも興味深く聞くことができました。

テーマが多すぎて全部は語れないので、ここでは

そのいたのさんが参加してお話をしてくださった

「Andoroidゲーム開発に便利なツール」についての

メモを載せておきます。

 

ちなみにいのまたさん他、二人のクリエイターさんも参加されて

それぞれの方が現在開発に使っているソフトを紹介してくれました。

 

++登壇者++

いたのくまんぼうさん

(ゲーム開発経験アリ、個人開発者)

 

ところにょりさん

(ゲーム開発経験なしで、アセットを駆使して開発している個人開発者。

代表作は『ひとりぼっち惑星』)

 

工藤琢磨さん

(BrainWars、BrainDotsなどの世界的大ヒットアプリを開発した

株式会社トランスリミットの開発者)

 

 

 

++使用ソフト++

▼3Dちっくなキャラや背景をつくるボクセルソフト

・MagicaVoxel

3dnchu.com

 

・Qubicle

 

ふたつとも有名らしいんですが、私はよく知らず…

調べてみると

MagicaVoxelは無料で細かい設定もできる。日本語にも対応。

Qubicleは有料で、日本語にも対応していないけれど

UnityたUnlealEngineなどのエンジンに組み込むときに

細かくパーツごとに分けられて開発はしやすい、らしいです。

ちゃんと知りたい人は下記の記事を参照ください。

imoue.hatenablog.com

 

 

▼グラフィックツール

・AFFINITY

affinity.serif.com

ところにょりさんが使用しているそうですが、

グラフィックの定番ソフト、Photoshopillustratorなんかの

Adobe製品って高いですよね。

最近は月額版になって使っている間徴収制になっていて

買い切りでとことん使いたい!という方におすすめ。

2017年11月現在だと、Affinity Photo(写真編集)

Affinity Designer(グラフィック作成)

の二つとも、それぞれ6,000円だそうです。

やっすい。

ちなみに私は、Webデザイナーとしてフリーランスの仕事を始めるときに

30万くらいで買ったCS4を今も使ってます。

何年もお世話になってるけど、未だに30万は高い、と思ってる…。

公式サイトを見て機能の確認をしたけど、

イラレよりも細かいフォローがあって使いやすそうと感じました。

 

ちなみにところにょりさんはご自身で1からイラストやデザインをするのではなく

無料の素材を組み合わせて、独特の世界観をつくりあげてるそうです。

 

 

▼Unityのエフェクト

Shuriken

・Shader

 

Unityを使ってるとまず、基本的に使うらしいです。

まだ私、エフェクトをかけるようなものつくってないので

これからですが…。

ゲームをつくってると炎や水の表現とかありますよね。

ああいうのを計算して動きをつけてくれるらしいです。

とにかく覚えておこう。

 

 

▼アニメ

・Blendar

 

3DCGソフト。

多少使いにくさがあるけれど、アニメなどもつくれるらしいです。

私はまったく触ってないので、本だけ紹介しておきます。

はじめよう!作りながら楽しく覚えるBlender

kindleで試し読みできるので、冒頭だけでもパラパラっと読んでみると

どんなものか分かるかなと思います。

 

 

▼アプリ向けサービス(課金処理)

・Itemstore

item-store.net

 

いたのさんがアプリ内の課金アイテムの管理に使っているのが

こちらのサービスだそうです。

個人的にこれがとても参考になりました。

アプリをつくったとして、課金要素などをつけて売上をつくらないと

制作は続けていけません。

とはいえ、課金アイテムをつくるとなるとサーバーが必要になり、

データベース設計と処理するシステムを組まないと…

などなど考える必要なし!

(自分でやろうと思えばプログラミングできるけれど、やりたくない)

このItemstoreにて課金アイテムの管理、売上の管理、また返品対応やらなにやら

全部管理できるそうです。

自分のアプリをつくったら、まずはトライアルで無料お試ししてみよう。

 

 

▼広告配信サービス

・アドフリくん

adfurikun.jp

・Admob

・UnityAds

 

無料アプリにおなじみの、広告配信。

正直、アプリ内で課金してくれるユーザーはごく数%。

広告による収益はとても大きいです。が、

アプリ内で同じ広告が何回も出続けるとウザいと感じられて

ユーザーが遊んでくれなくなる危険性もはらんでいます。

なのでたくさんの広告を、重ならないよう適度に配信して

飽きさせないような工夫も大事。

そのために広告素材がいっぱいあるサービスを選んだり

アドフリくんのようにいくつかのサイトの広告をまとめて

適度に配信してくれるサービスが重宝するそうです。

 

++++

 

…と、メモしたものをそのままつらつらと書きだしたんですが

ともかく個人で資金がない! 技術力がない!

とないない尽くしでも、多種多様のサービスを利用して

アプリがつくれる世の中になったんだなぁ、と感じました。

グーグルのインディゲームフェスで日本の個人ゲーム開発に

大きな波が来るんじゃないかと密かに期待しています。

私もその波に乗れるよう、

これからもたくさんの情報収集と勉強をしていき、

適度にブログにてお知らせできるようにしていきたいと思います!

 

では。

「〇月くらいに仕事頼むから」は信用しない

ゲーム業界のはしを漂う物書きミジンコ、

雲井るみです。

 

水中プランクトンが小魚のエサになって

やがて大きなおさかなの栄養になる、

くらいの貢献はしてるんじゃないかと信じたくて

自分をミジンコと表現してるんですが

アレですね、それだけだとこのブログ書いてるのが

誰なのかまったく伝わってませんでしたね。

 

申し訳ないです。これからは記事の最初に名前入れておきます。

 

***

 

さて、本題です。

シナリオライターに限らず

フリーランスだとよくある話だと思うんですが

「10月くらいに仕事お願いすると思うから、

その期間空けておいて」

と言われることがあるんですよね。

前々からお仕事させていただいている、

お世話になってる担当さんから言われたりするんですが

こういう連絡で仕事に繋がったことはないです。

 

その話を信用して本気で空けておくと

実際10月になっても連絡がなく、

こちらから問い合わせると

「企画が流れて…」「他の人に頼むことになった」

というお返事をいただきます。

 

フリーになって最初の頃はこの話にかなり期待していて

よしがんばるぞ! と気合入れて裏切られてきました。

 

実際にお仕事に繋がるときは

「9月半ばまでに資料をまとめるので9月後半で打ち合わせできませんか?」

「こういったジャンルで、こんなボリュームになりますが

見積もりだしてもらえますか?」

と、具体的なことを言ってもらえます。

 

社内で企画が通っていて、すでに稼働しているかどうかがポイントなのかと。

これから企画会議に通すという感じだと

実際どうなるかは分からないようです。

 

それならそうと、担当さんがこまめに連絡をくれて

雲行きが怪しくなったら状況をすぐに教えておいてくれると

助かるんですけどね。

通常、来月、再来月くらいまでの仕事を確保しておくものなので。

納品するものがないと請求書発行できない立場なので、

ただ待機しているだけだと1ヶ月まるまる収入なしになります。

 

毎月給料が保証されている会社員だと、

たまにそういった立場を理解してくれていない方がいるのですが

お金がなければごはん食べれません!

死にます。

 

いざ、というときのために

余裕のある月の収入を貯蓄に回したりしますが

その、いざ、は

いきなり仕事がなくなったときのためではなく

病気、ケガ、などの本当にどうしようもできない

ときなどのためです。

スケジュールに余裕の利くお仕事を常に確保していれば

空いたときはそちらに専念する、とかもできますが

そうそう都合のいいお仕事もありません。

(または定期的に利益を生み出してくれる

作品を持つこと、というのも保険のひとつです。

物書きなら小説を出したりなど)

 

発注側の立場で、人員確保しておきたい

自分ではこれをこのまま通すつもり、という意気込みは分かります。

そしてこちらはそれに協力する気満々です!

求めがなければ、応じることはできませんから。

 

ただ、収入0円というのは精神的にも空腹にもこたえるので

状況が変わったらすぐに連絡してくださいね。

連絡が早ければ早いほど、他のお仕事を受注して

その期間を埋めることができやすくなるので。

 

それか、資本に余裕のある会社、

予算が大きな企画ならば、

予約料金みたいな、前受け金的なものを検討してもらえたら

とてもありがたいです。

支払予定の全額ではなく、

半額かその一部でもいただけていたらそのお金で

無茶苦茶な仕事入れずに済むので。

 

みんなが幸せなのがいい。

と、ミジンコなりに思うのでした。