シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

個性とは。それを見つけたいなら

作品をつくるうえで

技術はあったほうがいいけれど

それ以上に欲しいのは

 

 

 

【個性】

 

 

 

似たような作品があったら、

より好みのほうを選ぶのがユーザー。

その好みは、ユーザーの個性でもある。

 

 

 

 

なんだか、個性がないと、

と焦ってるひとがいて

個性ないことをプレッシャーのように

感じるひとがいるのだけど

 

 

 

 

 

人ひとりが、生きてきた道は違う。

似たような個性があったとしても

まったく同じ個性はない。

 

 

 

 

 

もし、自分はありきたりで

普通だし・・・

なんて悩むなら

 

 

 

 

 

自分の好みを徹底的に見つめて

洗い出して欲しい。

 

 

 

 

 

同じコーヒーにしたって

甘いミルク入りじゃないとダメとか

ブラックじゃないとダメとかある。

ちなみにわたしは、

コクがいちばん大事で、

ほんのりとした苦味と酸味のバランスが

好み。

 

 

 

 

苦味重視は好きじゃないし

酸味重視でコクのない軽めのコーヒーも

あまり好きじゃない。

 

 

 

 

これは、ひとつひとつ

コーヒーを飲み比べながら

観察したから分かったこと。

 

 

 

 

 

人によっては、カフェインさえ取れれば、と

味そっちのけで濃いめのコーヒー、と

オーダーする人だっている。

 

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

何が自分にとって重要か。

そこが、自分にしかつくれない

作品の味となる。

 

 

 

 

突き詰めていけば、必ず

唯一無二のオリジナルができあがる。

 

 

 

 

 

ちなみに、

呪術廻戦が人気と聞いて

昨日アニメを9話まで観てみたのだけど

わたしはまったくハマらなかったです。

あと、炎炎ノ消防隊もハマれなかった。

 

 

 

 

鬼滅の刃約束のネバーランド

進撃の巨人は楽しめたのに。

ハマって一気観したのに。

 

 

 

 

 

先にあげた二つは、観ても観ても、

ハマれなかった。

なんでだろ? と分析すると

現代ベースに不可思議な現象が起きてるから?

所属する組織に闇があって

内部の争いとかあって

組織自体に共感できないから?

(進撃の巨人は段階を経て組織の闇が出てくるから

まずは巨人への憎しみに共感して

安心して応援できた)

 

 

 

 

一番は、好きなキャラクターがいないから。

呪術廻戦は、

ななみんが出て少し興味出たけど

あとのキャラクターも、敵にも

魅力を感じられなかったです。

 

 

 

 

別に作品として貶すわけではなく

個人の好みとして合わなかった。

そんな理由だけ。

 

 

 

 

人気が出るにはそれなりの理由があるので

1度観ておくのは勉強になると思うけれど

だからといって、

自分も無理やり面白いと感じる必要はないです。

 

 

 

 

 

ただそこで、

 

 

 

 

なんで面白いと思えなかったのか?

 

 

 

ここを掘り下げていくと、

自分に当てはまらないパターンが見えてくる。

これも、個性。

 

 

 

 

【好き】と【嫌い】。

 

 

 

 

それを、ただ感情のままに置いておかず

どうしてそう感じるのか? まで

掘り下げておくと

自分の作品の個性とは何か? を

見つけられやすいと思います。

過去の挫折をこれからの栄光にするために【いま】すること。

過去、何かに挑戦して挫折した。

そんな経験はありますか?

 

 

 

わたしはあります。

まさに、このブログを書き始めた

シナリオライターをしているときに。

 

 

 

 

ざっとわたしの経歴を話すと、

 

高卒から10年ほどシステムエンジニアをして

その後、少しでもクリエイティブなことがしたいと

Webデザイナーになり、

さらにクリエイターとして活躍したいと

ゲーム業界に転身してシナリオライターになりました。

およそ、7年ほどプロのライターをしてました。

 

 

 

 

 

ゲームのシナリオライターになりたいと、

決意したのは

初めてBLゲームをつくったとき。

同人サークルをつくって、

ゲームを頒布して、

そのつくることが楽しくて、楽しくて・・・

 

 

 

 

 

どうすればゲームつくることを仕事にできるか?

 

 

 

それを考えて、シナリオライターならいけるかも。

と、

自分のつくった同人ゲームのシナリオを持ち込んで

最初のお仕事をもらいました。

そのとき28歳か29歳のころで

決して、若いとは言い切れない年齢でした。

 

 

 

 

でも、未経験でも入り込むことができて

ゲームをつくる仕事、に

就くことができたんですよね。

 

 

 

 

 

このときのわたしは、

自分の【やりたい】という想いだけでなく

どうにか、同人活動で協力してくれた

声優志望のひとたちの

夢も叶えることができないか?

 

 

 

 

 

そんな、想いも持ち合わせていました。

自分の夢と、仲間の夢。

 

 

 

 

 

それを原動力に活動を続け、

BLジャパンというサークルにて

【ショタマッショ】

というゲームが人気になったりなど

それなりの成果をあげることができました。

 

 

 

 

 

けれど、結局のところ

わたしの周りで声優を目指していた人たちは

事務所に所属できたものの

今も第一線で活躍するプロへと

なれた人はいません。

 

 

 

 

 

わたし自身も、

シナリオライターとして

自分に疑問を抱いて

その道を辞して

 

 

 

 

2年前ほどから、元々やっていた

システムエンジニアへと

職を変えました。

 

 

 

 

 

結局、自分も夢をあきらめ、

周りの人も誰も応援しきれず

誰の夢も叶えることができなかった。

 

 

 

 

 

そんな想いが、実は今、あります。

 

 

 

 

過去の挫折。

成し遂げられなかったこと。

わたしは、こうしたい。

そんな理想を掲げて活動してきて

ブログやTwitterなども活用して

多少にぎわすことはできたけれど、

何かしらの結果を残すことはできなかった。

 

 

 

 

 

結局、

わたしは何もできなかったと

そんな想いがあります。

 

 

 

 

 

それで、ゲーム制作からも

シナリオを書くことからも

一時期離れていたのですが

また、シナリオを書いて

ゲームをつくろう、と思っています。

 

 

 

 

 

確かに、昔は掲げた理想を

現実にすることはできなかった。

 

 

 

 

 

けれど、そのために自分を信じて

やってきたことで

得られたことはたくさんある。

 

 

 

 

 

そして、今なら。

 

 

 

 

 

 

あのときのことで、

今後に活かせること、

逆に、この考え方は駄目だ。

ということ。

 

 

 

 

経験をふるいにかけて、

整理して今に活かすことが、

今なら、できる。

 

 

 

 

 

わたしは、カリスマ性のない

ただの凡人だけれど

 

 

 

 

できること、できないこと。

やりたいこと、やりたくないこと。

結構評判のいい、才能のあること。

 

 

 

 

それを客観視して、分析することができる。

みずがめ座の特徴と言われますが、

ようやく落ち着いてきた今だから、

できることがある。

 

 

 

 

 

まず第一に、

すべての行動の原理は、

 

 

 

”自分本位”

 

 

 

であること。

わがままであれ、ではなく。

何かをやるにしても、そのきっかけは

自分が起点でなくてはいけない。

 

 

 

 

過去は、自分のためなのか、

それとも仲間のためなのか、

そこが曖昧になって

いい人を演じようとして

(嫌われたくないという心理もあった)

軸が結構ブレてました。

 

 

 

 

 

人によって、他人を応援することこそが

何よりの喜びという人もいます。

それが得意な人も。

 

 

 

 

 

けれどわたしは、そういうタイプじゃなかった。

 

 

 

 

 

まず自分が”楽しい”と思えなければ

面白いものをつくることができない。

 

 

 

 

 

そして、昔は、

仲間で作業をするときに

怒る、叱る、

ということができなかった。

 

 

 

 

これも、いいひとを演じたい心理が働いてたから。

 

 

 

 

けれど、

それがどんなに

作品に対して不要のものなのか、

よく理解している。

 

 

 

 

 

わたしがつくったゲームで遊んでくれる

ユーザーたちにとって、

わたしがいい人か、やさしい人かどうかは

関係ない。

 

 

 

 

面白いかどうかしか、見えないし

そこしか重要じゃない。

 

 

 

 

 

いい人を演じたい心理に振り回されて

過去のわたしは疲れてしまった。

そのために創作意欲すら、失った。

そんな状態でつくったシナリオは、

やっぱりまあ、面白くなくて。

 

 

 

 

さんっざん酷評されて、

トラウマになるほどの経験をして

そこで挫折しました(笑)

 

 

 

 

 

もう、その同じ過ちをしないため。

わたしは今度は、

【ひとりでゲームをつくる】

と決めてます。

 

 

 

 

シナリオもイラストも自分で創って

その他は、素材を組み合わせて。

まず、自分ひとりで自分のブランドを

きっちりと創りあげて

わたしの中の答えを明確にしたうえで

 

 

 

 

 

 

そこから・・・

また、仲間を見つけて

一緒に創る楽しみも、

味わおうと思ってます。

 

 

 

 

 

 

過去にできなかったからと、

数年、悔やんで心残りがありましたが

いまはもう、そこに捕らわれずに

 

 

 

 

 

そのときの想いと体験も、

糧にして次へと進む。

 

 

 

 

 

過去の挫折を、これからの栄光にするため

今、自分がすべきことは・・・

 

 

 

 

 

そんなこともあったね。

でも、あのときは必死にがんばってた。

 

 

 

 

 

その、君のがんばりが、

今のわたしの大切な経験となってるよ。

 

 

 

 

 

・・・と、

過去の自分を認めて

自分自身を癒すこと。

 

 

 

 

これができないと、

また同じことを繰り返します。

 

 

 

 

 

すべてを認めて、すべての経験を、

これからへと活かしていこう。

 

焦がれる。あこがれる…それを原動力にする。

創りたいゲームの企画があるけれど、

取りかかる前に

終わらせたい仕事がひとつあり、

ようやく…終わらせることができました。

 

 

 

その、区切りがついたので

いったん休養というか補給を…と

先週金曜~日曜にかけて

進撃の巨人のアニメを

Season1~3まで

一気見してました。

 

 

 

 

 

久しぶりに…朝陽をおがむことを

してしまった。

お陰で目は充血しっぱなしで

人として機能を果たさない状態に

陥りましたが…。

 

 

 

 

けど、それでも、

途中で観るのを

やめることができなかった。

 

 

 

 

進撃の巨人は、

コミックで原作を読んでいたものの

途中で離脱した派なのですが

最近、解説動画をたまたま観てしまい

物語が一気にクライマックスまで

進んだということを知って

 

 

 

 

その設定、世界観に心つかまれて

再検証するかのようにストーリーを

追いました。

わたしはネタバレを気にせず

楽しめる派なんですが、

進撃の巨人は、むしろ設定とか

その先の展開知ったうえで見たほうが

ひとつひとつの場面で、

各キャラの言動の意味を知れるので

逆にネタバレ見てから追いかけたほうが

楽しめるような気がします。

 

 

 

 

というより、何も知らずにみると

謎が解き明かされたと思ったら

さらに謎が…

という展開の連続で

リアルタイムで原作読んでたとき

わたしは心折れました。

リアルタイムで読んでる初見派のひとは

すごいな…。

 

 

 

ともかく、3日で3シーズン(59話)を

ぶっ通しで観てしまうほど

その展開は衝撃的で、

世界観、設定のつくりこみにハマってしまい

話が進むにつれ回収される伏線に、

そういうことか…と驚きました。

 

 

 

 

そう、ここで。

わたしは焦がれました。

しびれました。

 

 

 

 

 

ああ、面白い。

わたしも、こんな作品を

創りたい。と。

 

 

 

 

 

面白い、と夢中になりながら

それと同時に、

嫉妬や羨望を抱えてました。

 

 

 

 

 

最近、何かと話題の【鬼滅の刃】も

キャラひとりひとりを

掘り下げて設定されていて

話が進むたびに、

死んだはずのキャラクターが

人々の記憶の中で生きていて、

肉付けされていき、

生きていた意味が浮かびあがってくる。

 

 

 

 

単純に面白い、と楽しみながら

ああ、すごいな

こんな風に物語をつくれたら

気持ちいいだろうな…と

憧れも抱いてます。

 

 

 

 

 

そう、焦がれ、憧れる。

 

 

 

 

 

胸を焼くほどの嫉妬と、

想いを馳せる夢。

 

 

 

 

 

気球が空を飛ぶためには、

炎で空気をあたためる必要がある。

 

 

 

 

ふわりと軽くなるために、

激しく燃えさかる。

 

 

 

 

 

そうして、空を飛ぶ。

飛んでからは、風を読んで

流れを見極める必要が出てくるけれど

ともかくはふわりと浮かなければ意味がない。

 

 

 

 

 

創作をするうえで、

嫉妬して、憧れるような作品があることは

いい燃料だと思います。

 

 

 

 

 

ただ、その作品を必要以上に崇拝すると

自分のオリジナルの作品が

ただの二番煎じになりかねないので

そこは注意が必要ですが。

 

 

 

 

先週末で、

いいエネルギーチャージできました。

これで、自分のゲームも

ワクワクしながら創ることができそうです。

 

 

 

 

わたしに創作エネルギーを与えてくれた

進撃の巨人は、12月6日からNHK総合

FinalSeasonが開始される予定。

それのお陰で、AmazonPrimeでSeason1~3まで

観れるようになったのは嬉しい限り。

鬼滅の刃も、AmazonPrimeで一気見できたので

Primeユーザーとしてありがたいです。

 

 

 

 

 

 ひょんなことから、テレビをもらったので

FireStickTVでプライム見放題です。

ということで、FireStickTVのアフィリ広告を

これでもかと貼っておきます(笑)

 

 

プライムはアニメ系が充実してなくて

ちょっと不満だったのですが…

進撃の巨人が観れるようになったのは嬉しい。

その勢いで、他のアニメ作品も

プライムで観れるようがんばってほしい。