シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

自分のセールスポイントの見つけ方

ライターさんと交流会で名刺交換をするたびに

この人の強みって何なんだろう?

…と、特によくわからず終わるんですよね。

 

ときおり、クライアントさんから

ライターさん紹介してほしいと相談されるんですけど

そういうとき、すごく迷います。

どの人が相性がいいんだろう、って。

 

紹介を通して、そこから長く取引が続いていることもあれば

クライアントとライターさんの相性が悪く、

残念な報告が届くこともあります。

 

この場合、ライターさんの技量が低い、というのではなく

たいていが相性だったりします。

軽い、ライトな感じのテイストが得意な人に

ビッシリ設定が詰まった案件は難しいし、

逆に、歴史が大好きで現代ものより歴史ものの方が得意!

という方もいます。

 

けれどこれ、1回会っただけじゃ分からず

ツイッターで繋がってから

「ああ、そういうのが好きなんだ~」と

後から知ることが多い。

 

あと、好きな物ならすごくよく分かるけど、

じゃあ自分の売りは? と

セールスポイントになると、自分でも分からない人

多いんですよね。

 

これの見極め方は、

 

息をするようにできてしまうこと

 

です。

いや、それじゃトイレいったり、お風呂入ったり

日常、何の苦もなくできることがポイントなのか? となりますが

さらに付け加えると

 

他人には大変なのに、

自分はなぜか自然とできてしまうこと

 

になります。

ちなみに、私が自分を棚卸しして、

自然とできてることを振り返ってみると

それは恋愛です。

 

高校生から恋に目覚めた私は、

誰かを好きじゃない期間がほぼなかった。

地元のときの友だちは、なかなか彼氏もできないという状況のなか

別れては次、別れてはまた新しい人…みたいな状態でした。

 

友だちからは、どうしてそんなに次から次へと

男の人を好きになれるのか分からない、と

言われてましたが、

逆に私は、

誰かを好きじゃない状態でいられるほうが不思議

でした。

 

今は大好きな旦那さんに出会えて、

落ち着いてるんですが…

ここに至るまで、いい恋愛も悪い恋愛もいっぱいしてきました。

 

そのせいか、恋愛シミュレーションのシナリオが

得意になったんでしょうね~(笑)

 

よく友だちが受けた案件の相談で、

こんな状況ですぐに男性を好きになれるわけないじゃん、

この設定はないわ~…とか言われるんですけど

 

いや、恋愛できるでしょ。

 

正直、一目ぼれとかほんとにあるし、

逆に今まで友だちとしてしか思ってなくて、

異性として意識してなかった人を一瞬で好きになることも。

(今の旦那さんがこのパターン)

 

ほんと、恋ってするものじゃなく落ちるもの、

というのを身をもって体験してるので

ようはシチュエーション次第だな…と思います。

 

一度ふられて、その後にメイクや髪型を変えて

再アタックして両想いになった、という経験もあるので

男性側がどんなところで女性を異性として見るか、という

ポイントも身をもって知ることができました。

 

なので私が恋愛のシナリオを書くときは、

どこで主人公が男性に惹かれるか、

逆に男性側は主人公のどこを魅力と感じたか、

そこを意識して書きます。

 

さらにぶっちゃけると、好きとは思ってなかったのに

雰囲気に流されてキスしたら嫌じゃなかったから、

そこから相手を異性として意識し始めた…

なんてこともありました。

だから身体から始まる関係、とかも

アリだと思ってるので

そんな設定でも話が書けます。

 

つまり私にとって、男性を好きになることは

ごく自然で当たり前なこと、なんですよね。

 

だから恋愛系のお仕事、次々舞い込んできたんだなぁ…。

 

恋愛モノであれば、

現代の社会人を舞台にしたもの、

学園を舞台にしたライトなものから

17世紀ヨーロッパ、平安時代、などの

時代設定が凝ってるものでも幅広く対応できます。

 

分からないことを知るのが好きで、

調べることが大好きなので

時代設定が凝ってても、インプット作業が楽しいんですよね~。

 

…とまあ、私の知りたくもない恋愛事情を読んで

「うう…」と引いてるかもしれませんが、

大事なのはそこではなく、

あなたが他の人と違って楽勝でできること、は何ですか?

というのがこの記事の趣旨です。

 

シナリオについて書いてるブログだから、

シナリオ書くのが得意、というのは却下です。

そこから踏み込んで、自分の売りポイントを見つけてください。

そして、他の人は苦手でも、私はこんなことができるんだよ~と

言いまくってください。

それが、さらに活躍できるシナリオライターになる秘訣だと思います。