シナリオライターになりたい人のためのブログ。

あんこといんことうんこの境目が知りたい。

恐怖と不安とのつきあいかた。

このブログを読んでいます、と

言ってくれるシナリオライターさんたちからの

言葉をもらうと、とっても嬉しいです。

雲井です。

 

有名タイトルに関わったとか、

そういう人気ライターじゃないです、私は。

でも、だからこそ伝えられる

ことがあるかなぁ・・・と思うので

細々と、これからも地に足つけて

ブログ続けていこうと思います。

 

今日は、フリーランスなら常につきまとう

【恐怖】と【不安】のつき合い方について。

以前にも似たようなテーマで書いたんですが

重要なことだから、改めて記事にします。

 

 

 

あなたは、どんなときに

【恐怖】や【不安】を感じますか。

 

 

 

私は、何か未知なるものに遭遇したときに

【恐怖】を感じます。

USJに行ったときにジェットコースター見て

怖くなりました。

富士急ハイランドのお化け屋敷系とか、

怖いです。

もちろん、死に関わるようなことは怖い。

 

さらに何が怖いかな~と思うと、

新しいことに挑戦するとき。

前から気になってたお店に入るだけでも、

なんだかドキドキします。

もしも入って、雰囲気が合わなかったとき

何も買わずにお店を出たいと思っても

気まずくなって出られなかったらどうしよう

・・・とか(笑)。

 

でもこれ、1回経験しちゃうと

どんなものなのか分かって

とたんに怖くなくなるんですよね。

そこで嫌な経験があったら、

こういうことあったからここには入らない。

と、明確に判断できるようになって

まったく怖くない。

 

自分の目で見て、耳で聞いて

実際に自身で体験しちゃえば

どんなものか分かる。

 

そうして挑戦を繰り返していると

だんだん、怖いことはなくなってくる。

 

・・・いや、正確に言うと

挑戦を繰り返していると

さらにレベルの高い恐怖がやってくるんですけど

それを乗り越えた後にどうなるか、を

体験しているから

怖くても、その先のワクワクのために

やってやる!

と、やる気になれるんですよね。

 

怖さの質が変わってくるというのが

正しいのかな。

 

恐怖と上手につきあうには、

それがどんな恐怖か分析して

(明らかに身に危険が及ぶ類は

回避してください)

それを越えた自分はどうなってるのか

を想像してみるとよいかと思います。

 

これ、自分が新しいジャンルに挑戦して

自分は向いてない、と敗北感に

押しつぶされそうになるときもあるんですけど…

(私も、ドラマCDやらマンガ原作やら

舞台の脚本やら…ゲームでも女性向けじゃなく

一般向けのものやRPGのフレーバーテキストとか

いけるだろ、と思ってやって

向いてないな~ってことありました)

 

そのときは、

「うん、相性が悪かった」

それだけ。

と割り切っちゃいましょう。

シナリオライターだから、

文章系の仕事なら、なんだってできる。

って思うのは間違い。

 

人間なんだから、向き不向きは

あるってことですよ。

大事なのは、自分で自分を知っておくこと。

何が得意で何が不得手か。

新しく挑戦するにあたって、

それは成長をうながせるものか

無謀なことか、

自分を知っていると判断できるようになります。

 

そうなると、むしろ恐怖を

心の羅針盤として使いこなせるように

なったりしますよ。

 

 

そして、【不安】について。

不安を感じるときって大体、

 

過去か未来に意識が向いてるとき、です。

 

これから先も、ずっと

この仕事で食べていけるんだろうか?

大きな仕事をして名を残したい。

ビッグになりたい! …とか。

物を創るクリエイターである限り、

そういう欲はあるはず。

 

自分が書いたもの、生み出したものを

見られたくない、読まれたくないなんて

思う人がクリエイティブな仕事

するはずはないかと。

 

とか書きつつ、数年前の私は

自分の書いたものを知り合いに読まれたくない。

どうしてみんな、自分が書いた小説を

SNSとかで公開できるんだろう~と

不思議に感じてましたが(笑)

 

それは、単純に自分に自信がなかったから。

今は自分が書ける最高のものを

その瞬間、瞬間に出し切ってるので

自信を持ってお出しできます。

 

そして、現在、この瞬間に

『最高の自分を出し切る』

をしていると、不安は感じません。

 

あ、ちなみにこれは常に100%を出す、

という意味じゃないです。

人間なので毎日、

体調も気分も一定に保つのは難しいです。

(それができる人が一流)

いつもより実力が50%しか出せない、

その中での最高、という意味。

 

現在に向き合っていると

不安は感じません。

 

仕事を受けたけど、うまく結果が残せず

このままでやっていけるんだろうか?

 

いっつも似たようなルーティンワークのような

仕事をしていて、業界に残っていけるのか?

 

…などなど、たまに不安が沸くこと

あると思うんですけど

今、に目を向けてください。

 

とにかく目の前にあることに

夢中になってください。

 

やるべきことはやった、と思えれば

不安はないはずです。

あの仕事では、結果、

担当さんに気に入ってもらえなかったけど

自分はやるべきことはやった。

だから、次の仕事にもきっちり向き合おう。

 

って、次の仕事未定だけど!(笑)

 

なんてこともあるけど、

ないなら次の仕事を探す行動をすればいい。

それが今、できること。

 

その瞬間、瞬間に誠実に向き合っていれば

不安は感じずにすみます。

無駄に不安を抱えると、委縮して

行動範囲がせばまってしまうので

そうならないよう意識してください。

 

目の前のことに

着実に向き合っていると、

自然と自信がつきます。

 

自信がつけば、挑戦したくなって

次にどうすべきかの行動が見えて、

実行できます。

 

そうして日々をすごしていれば、

必ず、現実が理想に近づいてきます。

 

今の積み重ねが未来をつくる。

いや、理想の未来をたぐりよせるために

今何ができるか、を逆算する。

 

常にそんな考え方をしていると

恐怖や不安とも上手くつきあえると思います!

 

書きたい、創りたい、と思うあなたを

私は応援しています。